内面からの美しさ

内面からの美しさ

受験シーズンですが、先日、友人から聞いた話しですが、ある学校に願書を提出しにいったところ、隣にいたお父さんらしき方が、封筒からある書類を取り出して、おもむろに写真を撮り始めたそうです。

その書類というのは、なぜその学校を選んだのか、という保護者がその学校に対しての思いを文章にしたものらしいのですが、友達は、まるで見る予定もなかったらしいのですが、あまりにも彼女から見える位置で写真を撮っていたため、見てしまったそうです、その作文を。

「私は、11年間我が娘を大切に育てて参りました。」フムフム...。確かに、私もそうだ、と。

「おかげで、とても賢く、そして美しく、何と言っても、心の優しい子に成長しており...。」そこまで読んだあと、このお父さんは、ふざけているのかと思ったそうです。

なぜ、そんな願書を提出する数分前に、みんな知らない人達が並んでいるその最中に、その文章を写真に撮り始めたのか、それだけでも疑問なのにと思ったそうです。

思わず私は、「そのお父さんは、外国の方?」と聞いてしまったほどです。

「ううん、まるっきり日本人ぽい人、いや、日本人だった」と。

「そうですか...」

「外国の方なら話しはわかるけど、なんだか奥ゆかしさっていうか、そういうものがないねえ〜」

一体どんなお嬢様なのかしら...。

そんなことを言いながら、笑っていました。

でも、そんな風に子どものことを言えるのは、ひょっとしたら素晴らしいことなのかもと思いつつ、奥ゆかしさを超えるほどの素晴らしい子どもなのかもしれませんね。

コレから受験する学校の願書に書きたくなるほどの素晴らしい子どもの様子なのです。

そんな話しを聞いていたら、その学校で願書を全部読んでみたくなりました。

いろんなところにいくと、いろんな人がいて、感動したり、刺激を受けたり、良いこともたくさんありますが、その反対にイヤなことも、驚くこともたくさんあります。

きっと、それは自分の位置、というか、自分の考えを確認できる場なのだと思います。

何より、みんなちがって、みんないいと思います。

たまたま私と友達の考えが似ていただけのことです。

子どもを大切に育て、素晴らしい子に育っている、と言える両親は、なんと幸せな人生を歩んでいるのでしょう。

いやでも、でもそのお父さんの奥さんはひょっとして外国の方なのでしょうか?

でもやっぱり美しさは見た目だけでなく内面からも醸し出されるものではないかとなんとなくそう思ってしまいました。

2014年3月 1日|